通訳案内士試験とは
通訳案内士は、単に語学力が優秀というだけでなく、日本地理、日本歴史、更に産業、経済、政治及び文化といった分野に至る幅広い知識が求められており、外国人旅行者に日本をより良く理解してもらうための、いわば「民間外交官」として重要な役割を担っています。
報酬を受けて外国人に付き添い、外国語を用いて旅行に関する案内をする「通訳案内士(通訳ガイド)」になるには、国土交通大臣が実施する「通訳案内士試験」に合格して都道府県に氏名、住所等を登録する必要があります。この手続きを踏まずに上記の業務を行うことは違法であり、通訳案内士法により罰せられることとなっています。(50万円以下の罰金)通訳案内士試験は、年齢、性別、学歴、国籍等に関係なくだれでも受験できます。 http://www.jnto.go.jp/ 国際観光振興機構(Japan National Tourist Organization)より
気になる!?試験に必要なもの
1、 日本語が上手なこと。
2、 日本の地理、歴史、一般常識に対して相当の知識を有していること。
3、 やる気!
<試験全般について>
Q:日本語が上手なこと?どの程度のレベルが必要ですか?
A:二級以上は欲しいです。膨大な日本語の資料を読まなければいけないので、出来ればそれ以上。
Q:問題の形式は全部書き込み問題ですか?
A:いいえ、選択問題が90%です。書き込み問題は一部の中国語のみです。
Q:合格点は何点ぐらいですか?
A;歴史、地理、一般は概ね60点、外国語は概ね70点です。
Q:試験はいつありますか?
A:一次試験は9月上旬に行われます。それに合格したら(10月結果発表)、12月に2次試験(面接)が日本であります。ちなみに最終結果発表は1月末です。
Q:面接はどのように行われますか?
A:3人の面接官が80%中国語で質問し、ガイドにふさわしいかどうかを判断します。聞かれる内容は、歴史や地理の問題、日本語の単語を中国語で説明、今日本で流行っているものは何?など。
<中国語問題について>
Q:通訳と聞くと難しそうですが、専門分野などの日本語も必要ですか?
A:必要ありません。中国語の試験で問われるのは、生活レベルやエッセイレベルです。
Q:日本語に翻訳する必要はありますか?
A:2007年度問題では、中→日の問題が39点、日→中の問題が61点でした。中国語に訳す問題が多いので台湾人有利と言えるでしょう。
Q:どのように勉強すればいいですか?
A:単語はとにかく量を覚えるしかありません。中国語を表現するのは問題ないと思うので、日本語の表現方法の勉強が必要です。
<一般常識について>
Q:一般常識はどの程度の知識が必要ですか?
A:文化、経済、政治、産業など幅広い知識が必要です。
Q:幅広い知識ということですが、どのくらいの年代をカバーしなければいけないのですか?
A:過去30年ぐらいです。それ以前の問題は歴史の問題で提出されます。
Q:どのように勉強すればいいですか?
A:テキストの暗記(50%)、毎日のニュース(50%)
Q:テストは難しいですか?
A:試験対策をしなければ難しいです。特に暗記モノは幅が広いので、効率良く勉強する方法が必要です。そして、量も大変多いので、試験に受かるための勉強をする必要があります。

Thursday, November 8, 2007
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